The Last of Us Part II エンディングを迎えたので感想をば

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みなさまいかがお過ごしでしょうか、

The Last of Us Part IIを遅ればせながらクリアしました転です!!

もう発売から1ヶ月ほど経つんですね、時の流れは早し!!です。

2013年にPS3で発売されましたラストオブアスの続編となる今作、批判の声もそこそこあるようですが転は概ね好意的な感想を抱いております。

というわけでまろやかに感想など語っていく今回です。

前半はネタバレなし、これから遊ぼうかな〜という方もぜひ参考程度にご覧くださいまし。

後半はネタバレしつつ。遊び終わった方で、共感していただける方も、相反する!!!という方も、一個人の感想としてかるーくご覧くださればこれ幸い。

では参る!

The Last of Us Part II エンディングを迎えたので感想をば〜ねたばれなしver〜

ではつらつらと。

●とにかく景色がうつくしい●

廃墟の中を進む場面の寂れた感じも大変うつくしいのですが、とにかく自然のもの、木々の様や漏れる光がすごくうつくしい。

ふとした時にその風景に気がいき、「ほお〜」と感嘆することが多々ありました。

フィールドは踏破したい派ということもありますが、ついついお散歩気分でフラフラしてしまいますね〜。

ばえる!!

●難易度としては高め?●

このゲーム、かなり細かくゲーム環境の設定ができる仕様になっておりますが、ひとまず自分はどノーマル、難易度もノーマルでスタートしました。

が、今作で敵AIがかなり進化しているという情報通り、プレイし始めはなかなか戦闘で苦労いたしました……。

ステルスが……ステルスが苦手!!!

ていう個人的な問題は置いといて。

人間相手でも感染者相手でも、動きの隙が減って、より緊張感が増している感じがしました。その上、一対一の場面なんてほとんどないので、全体の状況もみて動かないとですね。潜んで倒していく際はもちろんのこと乱戦になった際は余計に、集中力と注意力が必要!

序盤のチャプターでは結構な回数やられてリトライしました。でも難易度を落としたくないという謎の意地。

その甲斐あって、中盤くらいからは戦闘にも慣れ楽しめましたが、最初はちょっと難しめかもです。

●不意にサバイバルホラーということを思い出す●

あんまり細かいことは申し上げませぬが。

ポケーと探索してたら急に物陰から襲われる!みたいなドッキリ演出なんかもあり。

うわー景色きれ〜、とか、はあ〜キャラクターの表情すげ〜、とか見惚れてたらちょっとホラーゲーということを忘れがちですが、要所要所でちゃんと「うわこわっ!!」という思いもさせてくれます。

ホラー大好き!

●ちょっと酔う●

ストーリーも気になるし、たたかいも慣れると面白いし、フィールドふらつくのも楽しいのでついつい時間を忘れて遊んでしまうのですが。

長時間遊んでいると、徐々に画面酔い。

揺れとか、カメラ操作とかがだんだん辛くなってきます。

休憩しながらやらないとですね!

●やっぱり雰囲気が好き●

なんしかざっくりですが。

前作から引き続き、ゲーム全体的に漂う乾いた空気感がたまりませぬ。どこか淡々とした雰囲気や、イベントシーンの場面の切り方とか、すごくラスアス。

懐かしみつつ、前作からの進化・変化も感じつつ、少しの違和感もありつつも。

ゲームとしてはすごく楽しめました!!

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というわけで、ねたばれ感想

さて、ここからはお話の内容にも触れつつの感想をば。

まだプレイしてないしねたばれなんて知りたくないぜ!という方はお気をつけくださいまし。

●衝撃のジョエル●

まずは前作主人公ジョエルについて。

今回、エリーが主人公でテーマは復讐!っていう時点でジョエルが亡くなる展開もあり得るだろうとは思っていましたが。

あない酷いことなる?

そんなにボコボコにしなくてもいいじゃない……。さすがに辛かった。キッツイ。

ジョエルももちろん、恨まれて然るべきなことをしています。世界を救うことを捨てて自分の大事な人を守る、そのために犠牲も出しました。

その因果が巡ってきたということなんですが。

いやーやっぱそこまでボコボコにしなくてもry

●まさかのアビー●

そしてジョエルを苦しめに苦しめた末に命を奪ったアビー。ほんとあのシーンでは憎しみを募らせられました……。

にも関わらず、物語の途中で彼女を操作することに。

うっそん。

このパートが結構苦痛だった方が多く、賛否の否の大きな要因となっているようです。

転もアビーパートが始まった当初は、「いや、やらんとすることはわかるけど……」とあんまりノリノリにはなれませんでした。

が、やっていくうちにそんなにイヤじゃ無くなった派です。

お互いに譲れない事情がある的なことはまあ言わずもがなですし、その辺りについて特にそれ以上の思うところはないのですが、なんというか、アビーが変わっていく過程が結構丁寧に描かれていた気がします。
もともと敵対勢力だったはずの子どもたちと過ごしていく中で、すごく表情が変化していった気がする。
はじめ登場した時はあんなに腹たつ顔してたのに……。

なので、水族館でのオーウェンとの逢瀬以降は割と愛着を持ってプレイできました。

あと自分的に、アクションパートがアビーのチャプターの方が面白かったというのもあります。

でも一番大きいのは、ラスアス1から続けてプレイしなかったことかもしれません。
2をやる前におさらい的に1も再プレイしようかな〜と思いつつ、結局やらず終い。なので、ラスアス1は2013年の発売当初にどっぷり遊んだきりなのです。
さすがに直近でプレイしてたら、アビー憎しが優っていたかもですね。

●小ネタですが、罠だいきらいです●

もうこれは完全に私事であり、実りのない感想です。

シアトルで、罠だらけの地区を進むパートあるじゃないっすか。

もうディーナの注意喚起がネタ振りかな?っていうくらいきっちり全部の罠にかかりました。罠だいきらいです。

目が悪いからか注意力が足りないからか……。見辛くないですか?涙

●復讐というテーマについて●

復讐を胸に追う側と、追われる側が逆転し、それぞれが近しい経験をしていく。っていうのはそう目新しい物語ではないのですが、ゲーム体験としてそれに深く付き合うというのはよかったですね。

エリーは自らの意思で復讐を果たしませんでしたが、ジョエルへの複雑な気持ちからは抜け出せた。ジョエルにある種の報いがあったことで、ジョエルを許せたのでしょうか。もしくはアビーを見逃すことでジョエルを最期まで許せなかったことに折り合いをつけたのでしょうか。

何かしら行動しないと進めない、何かを目指していないといられない、どうかして片をつけないと前を向けないという二人が、復讐という手段で大きな代償を払いながらも なにかを取り戻していくお話なのかなーと思いました。

●単体のゲームとしては、すごく楽しめた●

というわけで、グラフィックもアクションもストーリーも、存分に楽しめました。

いいゲームだと思います。申し分ないです。

ただ、ラストオブアスとしてはやっぱり前作が名作だなーというのが転の感想です。

面白いし熱中したんですが、どこかで「このお話、ラスアスじゃなくてもいいのでは?」っていう感じは残り続けたっていうのが要因。

エリーやアビーの個人的成長っていうのが主軸なのもよいんですが、前作と比較するとちょっと全体的にわかりやすくなって、整然とした印象。やっぱり1をあのなんとも言えない余韻を残すラストシーンのような、あの感じを強く求めてしまうところがある。

しかしてあくまで前作とならべた時にということなので、2自体も面白かったですよ!!

おわりに

さて、だらだらと書いてきましたが最後までご覧くださった方、誠にありがとうございます。

まだまだ語りたいこともありますが、この辺りで御開きとさせていただきます。

色々と言いましたが、結局のところ要約すると 楽しませてくれてありがとう です。笑

いいゲームと出会えるってしあわせ〜。

ということで今回はさらば!!