スマホでも入国審査!ゲームアプリ版「Papers, Please」プレイ感想文:アルストツカに栄光あれ!!

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てなもんで如何お過ごしでしょうか、転です!!

今回はゲーム、「Papers, Please」のお話。
10年ほど前にSteamでリリースされたのを皮切りに、PS vita版が海外ストアで発売されたりiPadにも移植されたりしましたアドベンチャーゲームです。
スマホにも来て欲しいな〜と思いつつニュースをマメにチェックしていなかったので気付くのが遅れましたが昨年ついにモバイル版がリリースされていたとのこと。言ってよお!!!
てなわけでウキウキでプレイしてまいりましたのでちょこっと感想をば。

よろしければ、ごゆるりと。

スマホでも入国審査!ゲームアプリ版「Papers, Please」プレイ感想文

時は1982年。
架空の共産主義国家”アルストツカ”は、隣国との6年に及ぶ戦争を終え 国交を再開した。
主人公は国境の街・東グレスティンに置かれた国境検問所へ、入国審査官として着任する。
不審人物や犯罪者入り混じる入国希望者、日々変わっていく世界情勢。
ただしい判断を下し、国の平和と自身の家族を守ることができるか。

てなわけで!!

入国審査官として日々のお仕事をこなしていくゲームです。

入国希望者を窓口へ呼び 書類に不備がないかをマニュアルに従いチェックしていくお仕事。okなら緑、不備があったら赤のスタンプを押して入国拒否!!書類を返却して一人分の審査が完了です。

かんた〜ん。
と思いきや、刻々と変わっていく国内外の状況に合わせてどんどんやることが増えていきまする

はじめは入国可否のみの判断
必要書類がどんどん増える……
やることもゴイゴイ増える……

ウオオオオオ!!

確認書類も刻々と変わっていきますし、不審点を指摘する「調査モード」や、
性別確認・密輸対策のための「透視装置」、
顔や氏名の不一致があった際の「指紋照合」、
不審人物に対して「拘束」する、
さらにはまれに起こるテロに対しての対応などなどできるアクションも順次増えていきまする。
やることが……多い!!

ちなみに、通すべき人を通さなかった・入国させたらあかん人を通した など、ミスると通告がよこされます。1日に3回まではお手つきok、それ以上は罰金が課されます。
きついぜ。

審査はリアルタイムで進行していき、時間がきたら1日の業務が終了し収支計算となります。
審査人数に応じた給与が支払われ、そこから家賃や生活費や場合によっては罰金が引かれ、残った分が貯蓄です。家賃や罰金は支払えないとゲームオーバーです。
ので、あんまりじっくり審査していると人数がこなせず、破産エンドということに……せちがれえ〜。

一応生活がキツキツの時には食費や暖房費なんかは削れる仕様。家族が病気の時の薬代も同様。ですが、あんまり切り詰めすぎるとどんどん家族が病に倒れていったりするのでこれもやばばばです。頑張って働きましょうね……。

ゲーム中の選択によって分岐していくマルチエンディング式となっており、20ほどのエンドが用意されています。案外多し!とはいえどの判断がどう影響するか?がまあわかりやすくはある上に周回もしやすくなっているってかまあどうせ延々やってしまうしな……てことでコンプは全然目指せまする。

大体そんな感じ!!

ではサラッと感想をば。

熱中必至の間違い探しアドベンチャーパズル

淡々と間違い探しをする所謂作業ゲーですが、こういうものほど中毒性があるというかホンマ延々と遊んでしまうー。
ええ具合に段階を経て難易度が上がっていくところも熱中させる要因でありましょう……。日々刻々とやること出来ることが増えていくわけですが、ちょうどええ感じに徐々に難しくなっていくのですよ……。この辺りは全然ジャンル違いですがある意味テトリスと近い感覚。やめられない止まらない。
あと、淡々とした中にコレまた淡々としたSEもこれ絶妙に没頭させられますね……。マニュアルをペラペラ捲る音とかスタンプ押す音とか何気に耳が心地よし。
そんな中毒性もさる事ながら、慣れてきてサクサク進められるようになった時のプロ感(?)もたーのしー!!です。あたいスーパーテクってるやん!!みたいな……高揚感あるう。

静けさの中にドラマあり

あまり緩急というか、まあたまに襲撃されたりありますが基本は刺激の少ない雰囲気の中進んでいきますが割とドラマがあるのも面白いところ。

様々事情あり。職務を全うするのか、人情をとるのか?となかなかシビアな判断をしばしば求められます。
さらには入国以外の目的を持ってくる人もいます。

うおおお事件の香り。

ほんでもって愛嬌のあるキャラクターもいたりして。

かわいいよ〜なんでそのパスポートで行けるおもたん……??にくいやつめ。
てなわけで日々の労働もですが、何気にしっかりストーリーも面白いですぜ。
シナリオ外で発生する物語性もしっかりあります。乏しいお給金、生活苦、謎の袖の下……とまあ良心と家庭・家族と国、様々な状況が絡み合ってドンドコプレイヤーを悩ませてくるう。主人公を取り巻く厳しい情勢に思いを馳せるとすごく深みが増しますぞ。


ドラマチック入国管理。

Papers, Please

Papers, Please
Papers, Please
開発元:3909
¥700
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おわりに

さて最後までご覧くださりありがとうございました!!

黙々コツコツゲーがお好きな方は是非とも!!です。
&プレイ後はYoutubeにて公開されているショートフィルムも是非とも!!です。
これや!!感すごい。

凝縮されている。

てなもんでアルストツカに栄光あれ!!