ミステリ好きに大大大オススメなテーブルゲーム「DETECTIVE X CASE FILE #1　御仏の殺人 [ 道尾秀介 ]」プレイ感想文

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2022年11月発売、リアル脱出ゲームでおなじみSCRAP出版さんと　人気作家道尾秀介氏　発の推理ゲーム「DETECTIVE X CASE FILE #1　御仏の殺人 [ 道尾秀介 ]」。とにかくスーパー本格的！！体験型推理小説！！でした。

てなもんで皆様如何お過ごしでしょうか、転です！！

今回はゲーム、「「DETECTIVE X CASE FILE #1　御仏の殺人 [ 道尾秀介 ]」のお話。
直木賞など数々の受賞歴を持つ作家さん、道尾秀介氏が構成・執筆をされている推理ゲームです、なんと……！！
とかく本格的も本格的、娯楽でこんな頭使うことある……？？しかし面白すぎ！！でとかく名作でした。
推理ものでありますゆえ、内容について触れるのはいけないこと……なので語れるところが少ないですがでもめっちゃすごいよ！！と伝えたい。
ということでさらりと感想なんぞを。

よろしければ、ごゆるりと。

「DETECTIVE X CASE FILE #1　御仏の殺人 [ 道尾秀介 ]」プレイ感想文

事件記者から届いた一通の手紙。それは過去に密教寺院で起きた、未解決の住職殺害事件についての捜査依頼と　捜査資料の数々が同封されていた。
容疑者は6人。
容疑者たちの証言、新聞記事、現場写真、さらには動画……。
様々な情報を積み重ね、真実に辿り着くことができるのか。

てなもんで！！

ゲームボックスの中には捜査資料がモリモリ入った封筒が数点。
ゲームの進行に合わせて封筒を開けていき、徐々に情報が集まってきて、段階的に事実が明らかになっていくという仕組み。
どうやってゲームが進行していくんかというと。”捜査依頼者との連絡用”という設定のウェブサイトに、提示された謎についての推理を入力し、正解ならお話がすすむ（次開ける封筒について指示がある）という流れになっております。

プレイにかかる時間は3〜４時間、と公式さんの説明。いやいやそうは言うてもそないかからんのでは？？と思ったけどちゃーんと3時間かかりました。
1人〜複数人で遊べるゲームですので、1人で遊ぶなら何日かに分けてじっくりやるのもありですね！

準備物としてはゲーム本体の他にメモとれる用意とスマホかパソコンがあればおっけです。

ざっくりそんなかんじ！！

さすれば感想をば。

多人数で遊ぶのが面白い

自分は4人で遊んだのですが、これみんなで遊ぶのが案外面白いのですよ。
それぞれ着眼点が違うので興味深しでした。いろんな視点があって、それゆえの発見もあって。単純にワイワイとあーでもないこーでもないつって頭捻り合うのも楽しいですしね〜。
読解力を補填しあえるのもよい。謎としてもですがストーリーとしても、1人でやってたら気づけなかったかもなっていう仕掛けもありましたしね。
ので、自分的には何人かで遊ぶのもおすすめです。
何よりこのゲーム、終わった後語りたくなるから……。
ぜひ読後感を探偵仲間と共有していただきたし。

とにかくミステリ好きに大大大おすすめ

てなわけで！！
推理もの作品として胸に残るものもありますし（この辺はお好みもありますでしょうが）、当然しっかりとした難易度ありますし、やりごたえすごーです。
いやー久々に脳が稼働した。マジで開始早々、あっこれマジで頭使うやつやなってなりました。ｳｵｵｵｵｵ。
その上ものすご手の込んだ捜査資料の数々がすごく「体験」にさせてくれます。クオリティ高すぎです。資料って感じの資料だけでなく、動画や音声ファイル、写真、新聞記事……などなどいろんな媒体があり、その一つ一つがめっちゃしっかり作り込まれてて、これ見てるだけでもテンション上がるんですが？没入感やばいよお。
ﾋﾔーめっちゃおすすめ。
特に往年の（？）”読者への挑戦”にワクワクする方には是非とも遊んで欲しい一作です。
あとむかーし昔のドラマ「安楽椅子探偵」とかに燃えたﾜｱって方にもスーパーおすすめ。
思い当たる節のある方々はぜひご一読をば。