Happy Halloween Michael!初代の続編3部作の1作目、映画「ハロウィン(2018)」鑑賞感想文

このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

2018年制作、日本では2019年に公開されました映画「ハロウィン」。1978年の第1作から脈々と続いてきたシリーズですが、間のナンバリング作品をすっ飛ばして作られた初代ハロウィン続編3部作の1作目です。これまでのシリーズを知らなくても観始められる安心設計!な上にホラーとしても物語としても超面白い。観ましょう10月なので。

さて皆様いかがお過ごしでしょうか、転です!!

今回はホラー映画「ハロウィン(2018)」のお話。
映画館にも観にいったのですが、この続編「ハロウィンキルズ」の公開が目前に迫っている今日この頃なのでもう一回観ておこうと鑑賞した次第。はあー何回観ても面白いわねえ!!ということで感想なんかをつらつらと。

ちなみにハロウィンシリーズ、結構な作品数ありますが自分は間のナンバリングタイトル未視聴です。なのでホラー映画やこれまでのシリーズに詳しい方にはヌルい話になるやもしれませぬがまろやかにご一読いただければこれ幸い。
そもそも作品をまだ観てないけどもって方には魅力が伝えられればこれ幸い。ただし多少内容にも触れているのでご注意をば。R15のホラー映画なのでそこそこのグロさですが、平気な方にはぜひオススメしたい作品です!

ではよろしければ ごゆるりと。

映画「ハロウィン(2018)」鑑賞感想文

1963年10月31日のハロウィンの夜。イリノイ州にあるごく普通の平和で小さな町、「ハドンフィールド」で殺人事件が起こった。現場のマイヤーズ家で殺害されたのは、その家の長女、ジュディス・マイヤーズ。そして、彼女を殺した犯人はマイヤーズ家の長男(ジュディスの弟)で、まだ6歳のマイケル・マイヤーズであった。マイケルは責任無能力の異常者として、直ちに精神病院に措置入院となるも、マイケルの担当医を務める事になったドクター・ルーミスは、マイケルの中に秘められた危険性に気付き、彼に対する警備体制の強化を求める。しかし、医師達はマイケルがまだ幼いのを理由に相手にしようとしなかった。
悪夢の殺人事件から15年後。21歳になり、それまで病院でおとなしくしていたマイケルは突如脱走。途中で殺害した作業員から作業つなぎを奪い、更には金物店で白いハロウィンマスクと洋包丁を盗んだマイケルは、高校生のローリー・ストロードの命を狙う。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

……ってのが第1作目のハロウィンのあらすじです。
自身の命を狙われ、友人は殺され、傷ついたローリー。そしてその40年後を描く3部作の1作目が今回です。
事件後に入所した精神病棟から移送されることになったマイケルはその最中に脱走、またしても被害が出てしまう。いつか対峙する日に備えて備えまくったローリーが娘と孫を守るため40年の時を経てマイケルと対決する!といった内容。
シリーズの生みの親、ジョン・カーペンターが制作総指揮の上ローリーとマイケルも第1作と同じキャストで演じられています。続編感がすごい。こんだけの年数経って続きが作られるのってなかなかないのでは。劇中でも同じだけの年数経ってるってのも重みがありまする。

てなわけで早速感想をば!!

たたかう人になる瞬間がアツイ!

78年の事件はローリーにも、その家族にも影を落としていて、かなり前半は切ない気持ちになりました。事件と現実的に向き合うこと、または忘れることで乗り越え立ち直ることを勧める人たちに反して、ローリーは自分を鍛えたたかう準備をやめません。今はもう塀の中にいる殺人犯に備えて40年です。奇異な目でも見られます。
自分だけでなく幼かった娘にもたたかえる訓練を施したことで、娘はいつか危機が訪れるという強迫観念を植え付けられることになり、そこからの脱却に苦労してきました。ので娘からも複雑な感情を持たれています。多くは語られませんが娘の人生も割と壮絶よな。孫はなんとか取り持とうとしますが、なかなかうまくいきません。
せつねえ〜!!
けど大丈夫!!!
過去は忘れて前に進むべしって通常なら真っ当な意見なんですが、マイケルという脅威はちゃんと来るからね。
そのいざという時、”事件に囚われて忘れられない孤独でちょっと変なおばあさん”・”育ちの特殊さに葛藤しながらも世界は優しいものだと信じようとするお母さん” から、恐怖と闘う!殺す!っていう立ち向かう人になる。その瞬間がマジでアツイです。ドッキー!します。のでぜひ観てほしい……!!
それにしても備えあれば憂いなし!!とはまさにこのこと。まじであらゆる準備しているー。

純粋な悪としての存在感がたまらん

他のハロウィンシリーズ作品においては割と人間味を出していたりとか、人物像とか、背景なんかを見せているものもあるようなのですが、今作に至ってはそういったものは一切なく、純粋な悪意として描かれているマイケル・マイヤーズ。
だがそれがいい。
これまでの描かれ方を観ていないので比較はできないのですけれども、単に好みの問題です。
理解可能な殺人鬼もそれはそれで興味深いですが、怖さでいえば、理解できないものの方が怖くないですか。私はこええ。
過去作であったローリーとの兄妹設定も今作中ではやんわり否定されており、本当にただ理不尽につけねらってくる脅威として存在しています。このまま3部作ラストまで謎の人でいてほしい。
その魅力たるや無限大。

緊張感高めホラーに大満足

アメリカ三大ホラーに数えられるハロウィンタイトルなので何を改めて言ってんだって感じかもですが、いやードキドキさせられました。
まあ襲われるであろうというよきところで襲ってくるんですけど、絶妙にゆったり間をとってくるので緊張感がめっちゃ高まります。だいたいホラーならここでくるだろうという観客の予想を予想してさらに怖さ高めてくる感じ。
静かに忍び寄る的な怖さもきっちり味あわせてくれます、大満足。
さてこの続きであるハロウィンキルズはマイケル無双な感じぽいので、また趣向の違う怖さがありそう。
楽しみです!!

あととにかく曲がかっこいい。オープニングからときめく。

ハロウィン第1作目から観たい方はこちら!

ハロウィン≪4Kリマスター版≫ [ ドナルド・プレザンス ]

価格:3,344円
(2021/10/26 17:59時点)

2018から追うぜって方はこちら!!

NBCユニバーサル NBC Universal Entertainment ハロウィン 4K Ultra HD ブルーレイ【Ultra HD ブルーレイ】 【代金引換配送不可】

価格:5,930円
(2021/10/26 18:00時点)

配信


おわりに

最後までご覧くださりありがとうございました!!

被害者として、加害者として、お互いに執着し合うローリーとマイケルの対決はマジで見応えありでした。そしてこれ1本でもかなりおさまり良く終わってるのに、どう続いていくのか本当に楽しみです!!ハロウィンキルズ絶対見にいくんだー。

そんなこんなで今回はさらば!!!