クリアになった映像で再び描かれる刺激的世界！映画「シン・シティ復讐の女神」鑑賞感想文

このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

2014年公開「シン・シティ復讐の女神」。前作「シン・シティ」から約10年を経ての続編、持ち味である斬新で刺激的な映像もさらに美しくなって見応えアリ！な一作でした。そんな感想をば。

さても如何お過ごしでしょうか、転です！！

今回は映画「シン・シティ　復讐の女神」のお話。
アメコミ原作の映画「シン・シティ」の続編にあたるこちら。前作は散々観ているのですがこちらは初見、ということで視聴してまいりましたのでその感想なんかをつらつらと。

此度も懐かしめな映画ですが、観た人も観てない人も、

よろしければごゆるりと。

映画「シン・シティ復讐の女神」感想

罪の街＝シン・シティを舞台に描かれる、復讐の物語です。
４つのエピソードが詰まっており、うち２つは前作よりも前の話。なので、時系列は前作含めて前後する感じ。とはいえ純然たる続編なエピソードも存在しますし、登場人物も新たな人がバンバン出てくるってよりも前作から引き続きの人が多いので、やっぱり１本目観てからの方が楽しめまする。
ちなみにRは１５。若干のぐろさヤラシさはあるので苦手な方はご注意をば。

前作の感想はこちら→独特な世界観と刺激的映像に魅了される！！映画「シン・シティ」鑑賞感想文

斬新で刺激的世界観がさらに美しく

このシリーズの最大の持ち味である画の作り方はもちろん健在！白黒を基本とし、ここぞのところに効果的に差し色を使って強調して表現されています。そして色々な技術の進歩なのか随分と映像がクリアになってさらにキレイになってました。白黒表現が滑らかになって観やすー！！
ただザラついた、燻るような雰囲気は前作の方が出てたかもしれませぬ。全体的にキレイになった分、全身カラーの人物がフワっと現れた時に対比でドキー！！とする感じもちょっと弱めかも。
とはいえ差し色が映える映える。
漫画のコマ割りのようなカットも磨きがかかって、さらにかっこよくなってます。ｳｵｵｵ！！

群集劇ではあるものの

前作同様、シン・シティという舞台で繰り広げられる群集劇ではあるものの、前作よりもそれぞれの登場人物同士の関わり合いが深くてアツい展開も多く、そういう意味でも見所が多かったですね！
今回の４エピソードの主役で、新キャラは1人しかいないのですが、前作から引き続き登場する人たちについても　互いに絡みがある中で見せる顔的なものがあって、うーん誰も彼も魅力的ですな！！
敵の悪女も良かった。悪女は孤独……。

でも比較してしまうと前作が好きすぎる

あくまで余談ですが。
続編になってキリよく終わっていますし、まとまりもあって面白かったのですよ。映像の滑らかさとか場面のかっこよさなんかは今作の方が洗練されている感じですし、観やすさでいえばそりゃ新しい方が観やすいのですが。
なんですが、もー好きすぎるので比較してしまうと前作が勝ってしまうー。
荒々しい感じとか、粗雑なグロさとか、どぎつい色彩の対比とか。あとやっぱり信じられんくらいジェシカ・アルバがかわいすぎる。ジョシュ・ハートネットもやばかっこよすぎる。はあ好き。
とはいえ好みの問題なので、みなさまご視聴の上ご勘案くださいませ。

あとちょい役のレディ・ガガさまの存在感やばい。