自分を疑い、柔軟性を取り戻す!考え方を変えたい時にオススメTEDトーク、自分も他人もいい加減なので一貫性は気にしない!
自分のことをどれくらい自分はわかっているのでしょうか。なぜ、そうしたか?と問われた時のそれは確固とした理由なのでしょうか。今回は柔軟になりたい!考え方を変えたい時に観たいTEDトークのお話。『我々は自分の行動理由を本当にわかっているのか?』
そんなこんなで皆様如何お過ごしでしょうか、転です!
今回はオススメ動画のお話。『我々は自分の行動理由を本当にわかっているのか?』です。
考え方は変えられるし、自分も他人も「今のまま」でなくてよい。適当な生き物なのだから!
とある意味開き直ることでちょっと前向きに、柔軟になれる。そんな一本でした。
よろしければ、ごゆるりと。
自分を疑い、柔軟性を取り戻す!考え方を変えたい時にオススメTEDトーク
『我々は自分の行動理由を本当にわかっているのか?』
実験心理学者のペター・ヨハンソンさん。
「なぜ、そのようにしたのか?」「なぜ、この人よりあの人が好きなのか?」人がその理由を聞かれた時、その答えは元々自分の中に持っていて、あとは相手に伝えるだけ。皆そう思っているけれども本当にそうか?
ということで、様々な実験から探っていかれます。
実験に参加した方に、本来選択したものと逆のものを「自分が選択したもの」と誤認させ、それを選んだ理由を聞くのでした。
「この人とこの人、どっちが好き?」といった単純なものから、政党・政策のことまで、マジックのテクニックも駆使しながら実験は行われます。
どうなるのか。
自分が本来選んだ人、物事ではなくても、「なぜそうしたか?」聞かれたら人は尤もらしい理由を生み出すのでした。
それはちょっと怖いことでもあるけれど、前向きに考えたら、人間は思っているより柔軟にできているということだ、と結びには語られています。自分が思うより、自分のことを知らないものだとも。
実験の模様も大変興味深いので、詳細は是非ご覧くださいまし。
ちょこっと感想
「自分の考え方はこうだ!」「自分はこういう人間だ!」という感覚が、認識ではなく解釈であり、そこにこだわらなくて良い・一貫性は幻のごとくである。ということが自分にとってどうか?という点で好みの分かれそうな内容かとは思いますが、転としては気の緩む、ポジティブに捉えられる内容でありました。
自分も他人も、本来いい加減なものなのだから、一貫してみせる必要もなければ考えを押し通さなくてもいい。と思えば、ちょっと軽やかな心地になりませぬか。
人にも自分にもそれを求めることをやめれば、ちょっと楽に毎日暮らせそうではありませぬか。
「こうあるべき」と思っていたことでも。それを疑い、逆の視点を持った時に自分がどのような解釈をするのか想像してみるのも面白いかもしれませんね。そうしてから気に入った方を選択することで、より選択の質(?)が上がるのかも。そして、柔軟さを自分のものにしていけるのではないでしょうか。
考え方の幅を広げ、自分や自分以外への態度を改める、よいきっかけになった一本でした。
有難や。
おわりに
さて、最後までご覧くださり ありがとうございました!
気持ちや態度が凝り固まって来た時、この動画の内容を思い出して、人間は多角的に物を見られる・柔軟な生き物であることを再確認しつつ、自分をゆるめていきたいものです。
では今回はさらば!!