順当進化?別ゲー?無料音楽ゲームアプリ「DEEMO II」プレイ感想文:ストーリー性マシマシでよりアドベンチャーに
2022年1月リリース、「DEEMO II」。2013年のスマホ版登場以来、家庭用ゲーム機での発売やリメイク作品の制作、ついには映画と展開してきた大人気音ゲー「DEEMO」のナンバリングタイトルなこちら。これまでの流れを経た持ち味と、変化した部分とがマッチした 新鮮な1作となっておりました。
てなもんでみなさま、如何お過ごしでしょうか転です!!
今回はゲーム感想文、「DEEMO II」のお話。
メディアミックス含め様々な媒体で展開してきた大人気音ゲー「DEEMO」の2!!
制作されているレイアークさんの10周年記念作品でもありますこちらのゲーム、前作から引き継がれさらに深められている要素もあれば、刷新されている部分もありでしたが自分的には結局面白かったです。
音楽ゲーム好き、そしてアドベンチャーゲームも大好き!!という方にはおすすめな内容となっておりましたぞ。
そんな感想なんかをつらつらと。
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初代!DEEMO感想はこちら→映画化された音ゲー「DEEMO」、ゲームアプリ版プレイ感想文!:ドラマチックな旋律とはかない物語におもわず感動……
初代のリメイク!DEEMO -Reborn-感想はこちら→謎解き+音楽+涙の音ゲー「DEEMO -Reborn-」プレイ感想文
よろしければ、ごゆるりと。
順当進化?別ゲー?無料スマホ音楽ゲーム「DEEMO II」プレイ感想文
魔法使いが音楽によって創造した世界が舞台の物語。
巨大な怪獣がもたらした大雨は、浴びた人々を白い花へ変え消滅させてしまう。
雨から逃れ、駅舎で暮らす人々。そのうちのひとりの少女、エコーは一度雨を浴び消滅したにも関わらず、再びこの世界に姿を現す。
何処かへ去ってしまった創造主・魔法使いの行方は?エコーが蘇った訳とは?
エコーは謎を追い、晴れた空を取り戻そうとする。魔法使いが残した守護霊・DEEMOとともに。
と、ざっくりそんなお話!!な音楽&アドベンチャーゲームです。
雨に濡れること=消滅な世界なので、雨の滴る場所には移動できないし調べられないのですが、音楽の力で晴れ間を広げることができるという設定。ピアノを弾いて日が差すと移動範囲が広がり探索が進みます。
ピアノで奏でられる楽曲は譜面を見つけることで増えていきます。譜面はストーリー進行でアンロックされたり、探索中に発見できたり、などなど。
てことでやることは、
ピアノを弾いて晴れ間を広げ、ストーリー進行→行ける場所を増やして探索!!ピアノの譜面を探したり、ストーリーを進めたり→そしてまたピアノを弾く→探索……
ってかんじ!!
さて探索パートでは、
ドラッグでエコーを操作してウロウロ。
様々な箇所を調査していきますー。
仕掛けも各所にあり。
そこゆく人々ともめっちゃお話できる〜。
人々とはいっても人間の姿形をしているのはエコーと、駅長さんだけなんですが……謎。
とかくちょこまか喋っとくことで謎解きのヒントになることもあるのでコミニュケって損なし!
てな感じで、マップを行き来し譜面を探しつつ探索し、提示されたミッションをクリアしたらストーリーが進んでいきます。
ほんで音ゲーパート!!
上から流れてくるノーツが、下部の白線、判定ラインまで達した時にタップ!!
より判定ラインに近いタイミングでタップすることでスコアが高くなります。
さてノーツにも種類があって、上の画像にあるスタンダードなものののほか、
スワイプでなぞるように弾くキラキラのノーツや、
白い帯が通り過ぎるまで押し続ける長押しノーツなんかがあります。
これらを駆使して、様々な楽曲を奏でるのですよ。
楽曲終了時のスコアなどによって音ゲーパートの進行度が増減、進行度が100になったらストーリーが進みまた探索へ……。って感じ。
難易度は1曲に対してeasy /normal /hardの3段階!!
基本的にはそんな流れ!!
新要素多し!
初代 DEEMOや、そのリメイク作品であるDEEMO -Reborn- にもなかった(たぶん……。こっちは家庭用でしかやってないのでアプリ版はどんな感じかわかりませぬが)要素が今回かなりあって、このあたりは前作までとガラッと変わった感じ。別ゲー感。
ザ・スマホげー!!
ストーリーを進めるにあたっての音ゲーパートがスタミナ制っぽくなっていて、「限りある集中力を消費することで進行度が高まる」という仕様。集中力のない時にいくらチャレンジしてもほんっっまに進みません。課金で集中力を回復するアイテムが買えるよーにはなってます。
若干つらめですが、けど本筋とは別軸で 「ミッションイベント」なるものがこれまた新要素としてあります。こちらは純然たる音ゲー。
楽曲に対して様々な条件が課されていて、条件を満たしてクリアすることで報酬がもらえるというもの。チャレンジするにはパスが必要ですが、これはストーリーにて探索中に拾えたりです。
てわけで、集中力切れでストーリーを進められへん間にイベントにチャレンジして〜みたいに遊べば案外ちょうどいいかも〜。
他にも実績解除でアイテムが入ったり、収集要素があったり、バトルパスシステムも導入されていたりで盛りだくさん!!
ストーリーがまだまだ半ばで順次配信なことも相まって、長々遊べるものになってるな〜という印象。今後もたのしみ!!
アドベンチャー部分もボリューミー
音ゲーパートに集中力の縛りがあるぶん余計にそう感じるのかもですが。
元々は「泣ける音ゲー」、「ストーリー性のある音ゲー」という特徴だったものがもはや音ゲー半分アドベンチャー半分といった様相。
DEEMO -Reborn- もアドベンチャー、謎解き部分かなりありましたけど今作もガッツリでした。この辺りはこれまでの作品の流れに沿った形での進化かと。
パワーアップしてるう!と思わされるのが、登場人物が多いのと、マップが広いのとで、うろうろし甲斐が高まっているあたりでしょうか。
あと謎解きたのしー!!わからん時はほんまわからん。悩まされることもそこそこありました。ヘイヘイ!!譜面見つけるんむずい。
てなもんで、譜面探しにも割と時間を割きますし、探索中の操作も若干クセあるので、音ゲーがしたいんや!!って人には辛めかも。
ピアノを弾く気持ち良さは健在
なんだかんだで肝心の音ゲー。
曲のラインナップは今回のお話のテイストとマッチしている気がしますね〜。
音楽の好みは人それぞれ、そして今作はこれからも曲どんどん増えるやろうから今の時点でどうこうもなかなか言い難いところではありますが、自分的には初代のラインナップが良すぎたなという感想です。今作も何曲か好きやな〜というものもあるんですけどね!!
クラッシック曲がラインナップにあるのは純粋にたのしーでした。
演奏画面に見慣れるまでがタイミング合わせるのに苦労しましたが、とはいえやっぱり「弾いている感」はすごいある。
ややこい譜面についていけた時の気持ち良さは健在!!です。
ストーリーや世界観もより詳細に
このシリーズ、リリースのたびにストーリー性が増してきている……!!
ということで、ファンタジーにして残酷な、童話ぽい世界観がガッチリ構築され、丁寧に表現された物語には惹き込まれます。
しかもめっちゃ喋る〜。
イベントシーンはフルボイス!アニメもかなり綺麗です。
初代の淡々とした表現も、説明しない美しさみたいなものもめっちゃ好きですがこれもこれで好き〜。
隙間時間にはなかなかできんですけどね。案外イベントシーンや、イベント中に発生する演奏パートが長くかかることがあるので……。
時間ある時にしっかりプレイするのがよき。
じっくりやりたいゲーム。
おわりに
さて最後までご覧くださり ありがとうございました!!
DEEMO II、2022年6月現在 物語は第1章までの配信となっております。
まだまだ導入部分といった様子で、気になる謎が盛りだくさん!!です。
また1章のエンドロールがさあ〜、更なる謎や隠された秘密があるで……てな感じでめっちゃ続きが楽しみすぎるんですよ!!!
2章お待ちしてます〜。てことで、
今回はさらば!!!