映画化された音ゲー「DEEMO」、ゲームアプリ版プレイ感想文！：ドラマチックな旋律とはかない物語におもわず感動……

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2013年に配信開始されました台湾発の大人気音楽ゲーム「DEEMO」。家庭用ゲーム機での発売、メディアミックスを経てなんと映画にもなりましたこちらのゲーム、なるほどエモーショナル！！な一作でした。

はてさて如何お過ごしでしょうか、転です！！！

今回はゲームアプリ「DEEMO」のお話。
結構前……っていうか、10年ほど前のゲームなのですが、なんとまあ2022年2月より映画公開とのこと。
ストーリーがしっかりした音ゲー、ということだけはなんとなく知っていたのですが、とはいえ映画化ってすごいっすね。
かくも良きものなのね……気になるう！！！
てなわけで今更ながら遊ばせていただきましたので感想なんかをつらつらと。

よろしければ、ごゆるりと。

映画化された音ゲー「DEEMO」、ゲームアプリ版プレイ感想文！

城でひとりピアノを奏でるDeemo。影のような姿の孤独な彼のもとに、突然、記憶をうしなった少女が空から降りてきます。
城から出るすべなく一緒に過ごす2人はあるとき、不思議な芽を見つけます。それはピアノを弾いて曲を聴かせることで成長します。
城の天井には窓。
もしかしたらその芽を、天井まで届くほど大きな木に育てたら、少女は窓から外の世界に戻ることができるかもしれないーー。

てなもんで、ピアノを弾いて木を育てるのが目的の音楽ゲームです。
ゲームの操作としてはややこしいことは全くなし！！

タップ&スワイプ！！！！

手元のラインまできたタイミングでタップ！！黄色のキラキラノーツはスワイプでもオーケイ。

１曲に流れてくる全ノーツのうち、65%以上を良きタイミングで演奏できればクリア！！

曲の終了後、評価に応じて木が成長していきます。

木の成長は物語の進行フラグや、楽曲のアンロックにもからむので重要であります。

曲についてはほかにも、城の中をうろついてオブジェクトをタップしたり、落ちている譜面を拾うなどしても増えていきます。
プチ探索要素！！

曲数も多く、難易度もeasy /normal /hardの3段階あり、課金すれば周回要素も追加できる、じっくり遊べるゲームとなっておりまする。

ざっくりそんなかんじ！！

では感想をば！！！

思った以上のピアノ感

タブレットみたいなええもん持ってない転なのでプレイ環境はスマホ画面です。特段大きくもない一般的なサイズ。
ゲームの特色として、ピアノを弾くような感覚で遊べるというものがありますが正味スマホの小さい画面ではやりにくいのでは？とか、そういった体験を得にくいのでは？とか思ってました。
が、そんなことはなかった。
全然スマホ画面でもピアノ感ありました。
タブレットをお持ちでない方もご安心召されよです。
というか、鍵盤をはじくようにプレイすることがむしろ攻略のコツってかんじ。
特にnormal以降にその実感が強くなるので、easyで慣れてきたら早々に難易度変更するのもオススメですん。
とはいえでかい画面の方が運指はしやすい気もしますね。どうなんでしょ。

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情緒揺さぶられるピアノ楽曲

ピアノ曲がメインではあるものの、ポップなものや和風テイストのもの、ダンサブルな曲調のものなどなどかなり多彩な楽曲が詰め込まれていて、かなり楽しめます。歌入のノスタルジックな曲もやばよかったです。
でもやっぱピアノが立っている、曲の展開がドラマチックな楽曲がこのゲームのカラーな気がしますね〜。マジでグッとくるものが多かったです。
曲単体でもかなり心にきているというのに、そこへ少しずつ進んでいく物語とも絡み合って、音楽が情緒に響くのなんの。
やばしです。
そういえば音楽を聴いた感動で鳥肌が立つという現象が起こるのは、一説には100人に４人で、脳みそに違いがあるといいますが、そのタイプの方々に特にオススメしたいかもしれない。マジで鳥肌ものです。

はかなくうつくしい世界観に魅了

全体通してすごく独特の雰囲気ありますし、また多くを語らないところが世界観を崩さずーというか強めていてよかったです。
ゲーム自体についての説明もかなり削られている印象、それゆえにプレイ開始時は法則が分からなくて戸惑うところもあるのですが、その辺は進めていけば徐々にわかってくるのでそんなに問題なしでした。
物語についても同様に、説明的な部分はありません。一定ゲームが進むと、台詞のないムービーで進行します。
そのためというのか、物語の筋自体は奇をてらったものではなく、素直にはかないものになっています。
はかなく、やさしくてやばい……。
途中で類推できないわけではない物語展開なんですが、最後はちゃーんと泣いてしまうんや……。
音楽とストーリーと映像の総合的表現力がすばらしかったです。