原作が面白かったので映画も観るぞ!「サイレント・トーキョー」鑑賞感想文!

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2020年12月公開の映画「サイレント・トーキョー」。アンフェア原作者・秦建日子氏のクライムサスペンスを豪華キャストで映像化したこちらの作品、原作が面白すぎたので勢いで観賞!その感想なんかをつらつらと。

さて如何お過ごしでしょうか、転です!!

今回は映画「サイレント・トーキョー」のお話。

https://twitter.com/0505tenandokod1/status/1459246587545198593

てなわけで!!!

颯爽と映画も観賞いたしました、のでそんな感想をば。
原作の秦建日子氏は「アンフェア」のタイトルでドラマにもなりました小説「刑事・雪平夏見シリーズ」の著者さんです。演出家や脚本家の経歴もあり、ドラマ脚本もたくさんされているお方。
だけあってというのか、この「サイレント・トーキョー」も映像的魅了ある文書となっておりました、そら映画も観たくなりますぞ。イーヒヒヒ!

さてまだご覧になっていない方のご参考にでもなればこれ幸い。もう観たよって方にもお暇つぶしにでもご一読いただければこれまた幸い。

よろしければ、ごゆるりと。

映画「サイレント・トーキョー」鑑賞感想文!

12月24日、テレビ局へ”東京・恵比寿に爆弾を仕掛けた”と電話が入る。半信半疑ながらも中継に赴く局員たち。しかし、実際に爆発騒ぎが起こってしまう。
さらに、次回の犯行予告が動画サイトへアップされる。
次は渋谷、それを阻止したければ首相と対談させろ、これは戦争だーー。
脅され、実行犯役として事件に巻き込まれる中継に向かったテレビ局員来栖公太(井之脇海)と、ショッピングに訪れていた主婦の山口アイコ(石田ゆり子)。
事件を遠巻きに眺める男、朝比奈(佐藤浩市)。
不審な行動を繰り返す青年、須永(中村倫也)。
そして事件を捜査する刑事、世田(西島秀俊)と泉(勝地涼)。
彼らを中心に描かれる、クライムサスペンス!!

ざっくりそんな感じ!!

では早速感想をば。

コンパクトにまとめられた、スピーディーな展開

映画自体も90分ちょいと短めです。結構初っ端からどんどこテンポよく進んでいきます。
あんまり説明的なセリフも少なくて、状況や心情の細やかな把握は若干難しめな感じですが、スピーディーで、派手な画も多いので退屈感はないのでは。
クライムエンタメ的な派手さが好き!って方も、行間を読んで観たい!って方にもほどよきかな。

キャストが豪華、若い役者さん良かったなー

とかくメインキャストの面々はそりゃー豪華で、これだけでも映画の期待値が上がるってもんよお!って方も多いのでは。わかります。もちろん良かったです。
しかして、若い役者さんがねー思っていた以上に素敵だったんですよ。
中村倫也さん、すごい雰囲気出ててめっちゃ須永って感じでした。個人的には原作のイメージに一番近かったかもしれない。
広瀬アリスちゃん、緊迫感あるシーン、すごくなんとも言えないゾクッと感ありました。
このあたりもちょっと見所かもでやんす。

原作読了済としましては

映画ではとかく前述の通りだいぶんタイトにまとめておられてて、原作から丸々削られたシーンも割とありましたねー。映像化するときに、このシーンどうするんやろ……??っていうところが映画への興味の一つだったのですが、これに関しても結構バッサリ削られてました。
とはいえ映画は映画で、表現の仕方になるほど!と思った部分もありましたし、たのしめました!
が、欲をいえば連ドラくらいの尺でじっくり観てみたいですねー。
一人一人の背景や、行動理由とか、心情とかをもっと深くみられるしーってのもそうですが、単純に、削られたシーンの中に個人的に映像で観たかったな〜って場面があったからなんですけどね!
ドラマ作ってくれんかな。
いやいや繰り返しますが、映画もたのしめましたぞ。


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視覚的にもグッとくる。原作はこちら。

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おわりに

さて最後までご覧くださり ありがとうございました!!

転のオススメは原作→映画かなあ……。とかくご興味のある方はぜひ。
おびやかされるということ、そして失うことについて考えさせられる作品でしたぞよ。
日常は当たり前ではない。平和ってありがたい。

では今回はさらば!!!