ゴシックな雰囲気が魅力の無料ゲームアプリ「ALTER EGO」感想！自分探しと放置ゲーの不思議な融合

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2018年のリリースより未だDLを延ばしている「ALTER EGO 」。スマホゲーム・癒し系・雰囲気ゲーなどでアプリを探すとだいたい引っかかってくるこちらのゲーム、漸くプレイするに至りましたので感想なんかをば。

さて如何お過ごしでしょうか、転です！

此度はスマホゲー、「ALTER EGO 」のお話。
なんか〜いい感じの〜雰囲気ゲーがやりたいわねえ！と思って検索するとだいたいあがってくるこちらのゲーム、あーいいかも？でも暗そうかも？と後回しにしておりましたが最近やっとこプレイしました。

全くどんなゲームか知らず、なんとなく心理診断が絡むようだ！くらいのイメージで開始したらなんと放置系でびっくりでした。が、うまくそこがうまく組み合わさって独自のスタイルを確立されている、なかなか味わい深いものになっておりました。

そんなわけで感想なんかをつらつらと。
詳細なあらすじなんかは語りませんが、内容に触れるところもありますので、少しのネタバレもいやだ！！という方はご注意くださいまし。

よろしければ、ごゆるりと。

ゴシックな雰囲気が魅力の無料スマホゲーム「ALTER EGO」感想！

やることはいたってシンプル。

放置&タップでポイントを貯める
うえの可愛こさん、エスのところへ行き貯めたポイントを使って物語を進める、はたまた本を読み始める・読み進める

です。

「探索」で、通路を進んでいくにつれて現れるフキダシをタップするか、もしくは放置していても時間経過で勝手にポイントが貯まっていくシステム。1秒にどれだけのポイントが貯まるかは、

これまたポイントを使って「本」を読み進めることで変わってきます。たくさん読んだらその分貯まる率が上がっていきます。
クッキークリッカーで言うところのグランマ。

諸々ありますが、ざっくりそんな感じ！！

そうして探索でポイントを貯め、「エス」という少女のお部屋へ行くと物語が進みます。
心理テストや、選択肢形式の会話だったりをしながら、大枠３チャプターを終えるとエンディング。
３種類ありますが、トゥルーエンドは前２つを見ないとだめっぽい。

お洒落なクッキークリッカーかと思いきや

基本の仕組みとしては、おなじみタップ&放置ゲームの金字塔・「クッキークリッカー」みたいな感じ。ただし侮るなかれでした。自分探し的要素もそうなんですが、物語的な引きも上手く仕上がってる印象。
そしてどの要素も付随物ではなく良いバランスで世界観が成り立っているのがスゲーでした。クッキークリッカーに心理テストくっつけてオシャンティーに仕上げてる感じかな？とか思ってごめんなさいでした。

進めるごとに面白くなる

基本的には評価の高いゲームですが、合う合わないはあるもので。
物語を進める一番最初の心理テストでしっくりこないと、「あれ？」ってなるかもです。エスのキャラクターも第一印象がめっちゃいいかというとそうでもない、ちょっと不遜な感じなので余計に。
自分も最初の診断であんまり納得感がなかったので、ハマらんかもなーと思いましたがせっかくDLしたしな……とダラダラ続けていたのですが。
結局面白かったですね！
エスという人物についての表現が、物語進行とともに変化し深まっていくことで興味深さの底上げがなされていると同時に「自分探し」という全体を通したテーマを描かれています。
ので、序盤で「あれ？」てなっても暫く続けてみることをオススメしたい所存！

「自分の存在」を考える、ということの描き方が秀逸

もう中年生なので（？）、プレイすることで自分の存在・あり方についてメッチャ衝撃をうけました！！ということはないんですけど、その表現方法はすごくよかったって思うん。
前述の、人物についての表現もそうなんですが、そのほかにもフキダシの文章内容がストーリー展開によって微妙に変化するところとか素敵でした。
これまでの選択や診断・展開から抜き出された象徴的な言葉が過っていく様は、深層心理的な風景として上手いことしてはるわあでしたね。
ほんでもって、「自分探し」という意味ではやっぱりトゥルーエンドまでやって完結なんですよね。マルチエンディングにあらずです、そこに至るまでの紆余曲折あっての「自分探し」でありました。その辺りの構成も素敵。
センスを感じる……！！！
ぜひ最終最後までやりましょう。

まとめ

てなわけでまとめ！！

絶妙なバランスで成り立つ独特なゲーム作品でした、ハイセンス！！

でした。
人気があるのも頷ける。し、人によっては結構影響受けるかもですね。
とかく面白かったです！
全クリ後も放置でポイントはたまり続けますし、エスと本のお話や雑談ができるのも、余韻要素ですが結構たのしい。
派生の有料ゲームも追ってリリースされているようですが、またそのうち手を出したい所存であります。