終末世界でひとりぼっち船の旅「ファー:ローンセイルズ」PS4・感想!

このサイトはアフィリエイト広告を利用しています

悪天候や自然災害に見舞われながらも、船を操作し・修理し・カスタマイズしつつ、干上がった海をただ進み荒廃した終末世界を旅するゲーム「ファー:ローンセイルズ」感想です。

というわけでみなさま如何お過ごしでしょうか、転です!!

今回はゲーム感想、ファー:ローンセイルズのお話。

世界は滅び行き、海は干上がり、見渡す限り一人という中を不思議な船で旅する物語です。
敵となる存在はおりません。ただただ船と共に世界をゆくのみ。

素敵な雰囲気ゲームでございます。

刺激的なゲームの合間に・もしくは独特な世界観にどっぷり浸りたい時にオススメな1品でありました。

そんなわけで感想をば!
多少なりとも内容に触れるところもあるかと思われるので、少しのネタバレもごめんこうむる!という方はご注意くださいです。
よろしければ、ごゆるりと。

終末世界でひとりぼっち船の旅「ファー:ローンセイルズ」PS4・感想!

さて、このゲーム。登場する人は赤い服を着た主人公……のみ!!
主人公を操作し、船を操って旅していきます。

移動、物を持つ・離す、ジャンプするという行動ができ、あとは画面の拡大縮小が行えるといったシンプル操作。

それを駆使して船を動かしていきます。

割と単純そうですが、案外やることも多彩に用意されています。船の操縦もそうですが、道中に障害物となる建造物などがあると、船から降りて仕掛けを解き出入り口を開放するといった 簡単なパズル要素もあります。簡単なってゆうて自分は割と苦労したところもありますが……。

そんなこんなで最後まで飽くことなく楽しめましたね〜。

ではその魅力についてつらつらと。

案外忙しいお船の操縦!緩急が絶妙

基本的には船は動かすと画面の右へ右へと進むのみ。なので、単調なのかと思いきや割と忙しいです。

燃料を入れ、船を駆動させ、スチーム排出し、また燃料を入れ……。

序盤は燃料についても、道中に転がっているものを一旦船から降り自力で回収しないといけません。

やることが……多い!!!

旅が進むにつれて、道中に立ちふさがる建造物内で船がカスタマイズされてゆくのでどんどん便利になっていくのですが、その分操縦するところも増えていきます。

結局やることが……多い!!!!

いやそれが楽しいんですけどね!

しかしてこのバランスがよく出来ているのでは。
便利になった分、新しく動かさないといけない要素が増え、単調になりそでならない絶妙さを生んでいる気がします。

途中、船が出火と放電祭りみたいになって修理と消化で大わらわだった際は流石にビビりましたが……ってか対処しきれずにゲームオーバーになりましたが(笑)
鈍臭いんですよね自分。

とはいえ、ちゃんとぼんやり景色を見ていられる時間もあり、緩急が絶妙です。

哀愁漂う世界観、ひとりぼっちを感じた時の切なさ

船を操って進んでいくのはすっかり荒廃した世界です。
そんな景色の中、それでも夕焼けが美しいとか星空が綺麗だとか、心に響くものがあり。

なんとも言われぬ哀愁を感じる。

BGMも雰囲気たっぷりなので、その辺りもそんなエモい気分を盛り上げてくれますね。

そして孤独感。

何をしたらよいのか迷った時にすごく一人感。

この辺は、台詞もなく説明もない仕様がすごく生きているところでは。

パズル要素のあるゲーム慣れっこの方々は「いやなんで?」かもしれませんが自分は割とこのパズル要素で迷ったところがありました。

うおおおどうしたらよいのだ!ってなって右往左往して、ヒントもなく困った時、でもひとりぼっちってこういうことよね……と思って切ない気持ちになりました。

味わい深いっす。

期待、希望、不安……

本当に自分はこの世界に一人なのか?どこかで誰かと出会えるのか?

道中、自分以外の人と出会えるのではという期待を抱かせるような、ちょっとした仕掛けが散りばめられています。

そんなこともありつつも、旅が進むにつれ、船の故障や自然災害といったアクシデントにも見舞われ、どんどん心細さも募ります。

そして余韻を残したまま、物語は終わってゆきます。

解釈はプレイヤー次第という形ですが、転としては希望ある結びに見えました。

敵もおらず、刺激的でもない、静かなゲームですが心揺らされるよい作品でありました。

おわりに

さて最後までご覧くださり ありがとうございました!

結論:素敵なゲームでありました。

早い方なら2〜3時間くらいで終われそう、ゆっくり遊んでも1日あればエンディングまで到達できますので、ご興味のある方は是非とも。

では今回はさらば!!!