日本版リメイクの前に原作をば!映画「CUBE」鑑賞感想文

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1997年カナダ制作の映画「CUBE」。近頃日本でもリメイクがされましたこちらの作品、ワンシチュエーションの良さなのか今観ても古さを感じさせない名作でありました。しっかりゾッとした〜。

さて皆様いかがお過ごしでしょうか、転です!

今回は映画「CUBE」のお話。
最近、この元祖「CUBE」の監督も参加した公認リメイクが日本でもなされましたねー。日本版も興味ありですがひとまず元祖をば、ということで観賞してまいりました。

さてざっくりな内容はというと、

立方体(キューブ)で構成されトラップが張り巡らされた謎の迷宮に、突如放り込まれた男女6人の脱出劇を描く。「ワンセット物で登場する役者は7人」という低予算作品。終始張り詰めた緊張感の中で物語が進んでゆく。低予算に反し世界的にヒットし、カルト的人気を誇る。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ソウのシリーズと並び、ワンシチュエーションなホラーの代表格の一つですよね。というかハシリ。
というか名作。
一応R15ですがそこまでグロさはないので余程苦手というわけでなければ観られると思われです。

てなもんで!感想なんかをつらつらと。
当時観たよって方は懐かしんでもらえたならこれ幸い、まだ観てないって方には魅力が伝わればこれ幸い!!ちなみに日本版リメイクとは内容やラストが異なるので、もうリメイク観たよって方にもオススメでやんす。

よろしければ、ごゆるりと。

日本版リメイクの前に原作をば!映画「CUBE」鑑賞感想文

目が覚めたら立方体の小部屋に閉じ込められていた数人の見知らぬ男女。
誰に、何のために連れてこられたのかもわからないまま、各部屋に6つあるハッチを選んで小部屋から小部屋への移動を繰り返し脱出を目指す!
のですが、小部屋の中には死に直結する罠が仕掛けられているものも。
どの部屋が安全か?脱出口はどこなのか??そもそも出口はあるのか???
死の恐怖、先の見えない不安、緊張感、閉塞感、などなどを抱えつつ 精神的にも追い詰められながらも試行錯誤していくストーリーです。ヒエー。

映画全体に流れる緊張感がほんまやばい

移動しようとしている部屋が安全かどうかの見分け方を色々試行錯誤しつつ、慎重に迷宮を進んでいく登場人物たち。
なんですが!
見分け方の正解なんか、あっているかどうか誰もわからんわけなので、絶対に大丈夫という確証なんかなかったりしますよね。なので観ているこっちとしてはもうずっとハラハラです。
あえて罠がある部屋にも踏み入れないといけないシチュエーションもあったりしますし。ヒエエ!!
ほんでもって、登場人物の少なさも余計に緊張感を高めています。
いっぱい登場してバタバタやられていく映画よりも、一つ一つのミスがめちゃ重く感じられてしまうー。ドッキドキです。

極限状態で追い詰められていく人の怖さ

一歩間違えればおしまいな状況なうえ、なぜこんな目にあっているかもわからないままに、あるかも知らない出口を探すっていう極限状態、そらおかしくもなりますわ!!
だんだんとギスギスしていく感じとか、徐々に箍が緩んでいくところとか、狂っていく様が見て取れて、おっそろしかったですね!!
映画の雰囲気としても淡々としているシーンが多いので、余計にゾクゾクさせられました。

シチュエーションだけではない、ストーリーの面白さもバッチリ

さて、なんせ設定がそもそも面白いのですが、それだけではなく案外と盛りだくさんな内容
中盤からはあれよあれよと展開し、最終最後まで見応えありでした。
不条理で虚しい事実の暴露や、どんどん変化していくそれぞれの関係性、そして緊迫感溢れる終盤の流れはマジで目が離せないですぞ。
舞台設定と物語のどちらもしっかり面白怖い!!名作です。

不条理で虚しい、でも世の中そんなもんかも?とかちょっと考えさせられるかもかも。

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おわりに

さて最後までご覧くださり ありがとうございました!!

シリーズとしては他にも2作、Cube 2と、完結編のCube Zeroが控えているのでまたそのあたりのお話もボチボチできたらよいのですが、今回はこの辺で!

ではおさらば!!!