三部作の一作目、映画「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」鑑賞感想文！※追記あり：早くも配信開始の嬉しいニュース

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１９８９〜１９９０年に刊行された小説、「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」が三部作にて映画化！その第一弾の感想です。

さー皆様いかがお過ごしでしょうか、転です！！

今回は映画感想、2021年６月11日公開「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」のお話。
久々に映画館で映画鑑賞しましたが、大満足でした。
ので！感想なんかをつらつらと。
観てみようかな、どうしよかな、と思っているお方のご参考になればこれ幸い。
特に詳細なあらすじなどについては語りませんが、多少内容に触れるところもあるかと思われなので、これから観に行くし何も知りたくない！！！という方はご注意をば。
とはいえ、昔々の小説を映画化されたものなのでネタバレもなにもないかもですけども。

よろしければ、ごゆるりと。

三部作の一作目、映画「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」感想！！

　第二次ネオ・ジオン戦争（シャアの反乱）から12年。
　U.C.0105——。地球連邦政府の腐敗は地球の汚染を加速させ、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」も行っていた。
　そんな連邦政府高官を暗殺するという苛烈な行為で抵抗を開始したのが、反地球連邦政府運動「マフティー」だ。リーダーの名は「マフティー・ナビーユ・エリン」。その正体は、一年戦争も戦った連邦軍大佐ブライト・ノアの息子「ハサウェイ」であった。
　アムロ・レイとシャア・アズナブルの理念と理想、意志を宿した戦士として道を切り拓こうとするハサウェイだが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いがその運命を大きく変えていく。
映画　機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ　公式サイトより

本編95分というええ感じの長さということもあり、中弛みなくずっと集中して鑑賞できました。戦争・社会をしっかりと描かれており、見応えも十分。はよ続きが観たい。
さて様々よかったところはあるのですが中でも転的に特筆したいところが以下！

すごく宇宙世紀、すごくガンダム

そもそものガンダムの監督が原作小説書いてるんやから当たり前っちゃそうなんですが、争いそのものの描き方だとか、人間の描写なんかがすごくガンダムでたまらんでした。
原作未読なのでどれくらい忠実なのかわかりませんが、言葉のやりとりにもそこはかとなく初期ガンダムの懐かしみを感じます。独特！
ちなみにどうでもいい話ですが自分が思うガンダムの名言トップは、機動戦士ガンダムのスレッガーさんがミライさんに言う「うかつですぜ」。

とかくハサウェイがかっこよかった

シャアアズナブルは好きだが逆襲の時のシャアはあんまり……ってくらいには、普段あんまり葛藤するキャラクターに魅かれないんですが。
しかもハサウェイなんてそれこそ逆襲のシャアの時にはなんだこいつ……と思っていたのに。
もはや好感度あげあげです。

物事を成そうとする想いもありつつ、その方法が正しくはないよねっていう迷いもありつつ、過去の面影にもしっかり縛られているんですがその全てに自覚的っていう、深みのあるキャラクター造形が静けさを持って描かれていて、いやーかっこよかった。
そんな、いろんな顔を持つ多面的にんげんの彼が、迷いながらも進む道を覚悟するまでのところがこの一作目かなーといったところなので、また次回作では違った魅力もみられるのかもですね〜楽しみ。

圧巻の迫力

人間模様が中心な物語進行ではありますが、戦闘シーンもしっかりしていてドキドキでした。
薄暗い中に市街地に火花散る、まさしく閃光走るシーンは緊張感あるう。
ガンダム同士で戦うところはもうちょっとちゃんと機体が見たかったな〜とは思いますが、重たい発砲音や爆発音といったSEも相まってなんだかんだ大迫力でした。
音楽も勿論よし！です。流石の澤野弘之氏。
劇場もしくは大画面・大音量で満喫したいやつです。