濃厚で重厚なダークファンタジー大人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」鑑賞感想文

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2011年から始まり、2019年に終章しましたアメリカの大人気ドラマ、「ゲーム・オブ・スローンズ」。ジョージ・R・R・マーティン氏のファンタジー小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作としたこちら、ファンタジーで壮大な世界観と濃厚な群像劇がすばらしすぎ!!な名作でありました。

てなもんでみなさま如何お過ごしでしょうか、転です!!

今回は世界的人気海外ドラマ、「ゲーム・オブ・スローンズ」のお話。
うっかり見始めたらさあ〜どハマりして……。余暇の時間全てをこれの視聴に使う○週間を過ごしておりましたここ最近でした。
重厚な物語にドロドロの人間関係、そして緊張感溢れる展開にソワソワドキドキしっぱなしでした……。
ファンタジーなんですがかなりダーク、魔法やドラゴンといった不思議要素もありますがそれらも「あって当たり前」の世界観ではないので、ファンタジーとっつきにくいがちな自分でもどっぷり浸かれてしまいましたです。
まーR15とあって若干グロかったり、すーぐすっぽんぽんにならはったりするのでその辺りが気になる方はあれなんですが、まだ観たことないって方は是非ともオススメです。
いやーーーほんっっっっっっっっっっまに面白かった……。

てことでサラッと感想なんかをつらつらと。
詳細なネタバレはありませんが、少しの情報も知りたくない!!って方はご注意をば。

よろしければ、ごゆるりと。

大人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」鑑賞感想文

7つの王国からなるウェスタロス大陸。その王都では王の右腕、『王の手』を務めたジョン・アリンが死去。ロバート国王は友人であり 大陸北部ウィンターフェル領主・スターク家のエダードに『王の手』の後任となるよう申し出ることで、7王国の政治状況が動き出す。
ロバート国王と愛のない婚姻生活をするサーセイ王妃は双子の弟と共に暗躍し、
海を隔てたエッソスでは討伐された前王の子ら、大陸を追われたヴィセーリスとデナーリスが玉座を狙い行動を始める。
そしてエダートの落とし子ジョン・スノウは、7王国の北部よりさらに北に存在する『壁』にて、壁の外からの脅威から人々を守る『冥夜の守人』を志願し旅立つ。
こうして、7王国の玉座をめぐる争い、そして人ならざるものとの戦いの幕があけるのであったーー。

なんせ長い長いお話の上登場人物もババほど多いのであらすじすら語り出すとキリがない的なところもありますが、とかくざっくりそんな感じ!!!

では感想をば!!

濃ゆい群像劇が紡ぐ得も言われぬ緊張感

てわけで。
玉座を狙って貴族たちが争いあうパワーゲームです。ので参加する貴族たちが続々登場します。
そして惜しげもなく散っていく
あ〜かっけえ〜なコイツ……と思っていたらウワーーーー!!!サヨナラ……。
悪い奴もええ奴もマジでいつどうなるかわからん容赦のなさに安心感まるでなしという油断のできなさ。
うっかり好きになったらいかん人が多すぎるやで……。でもそのシビアな感じとか、取り返しのつかない緊張感からどんどん目が離せなくなりました
またその取り返しのつかない判断ミスがミスが情によるものだったりするのがすごく人間らしくて魅力です。
人間が濃い
そうして勝ったり負けたりしながら濃密に関わり合って、どんどん変化していく人間関係が面白すぎるー。
敵同士が協力したり、お前ここで裏切るんかーーい!!!があったり、サプライズ多いよお。何回ハア……?ワア……。って言うたことか。汗かくって。
イヤ〜ワクワク感すごいかったです

気持ちよい構成

ざっくり全体像として、
1章で世情が混乱し始め、〜6章まででそこかしこで争い合いながら良きも悪きも縁がつくられていき、7章周辺で因果が収束していって最終章、大きな戦いに向かっていく……
という流れ。がすごい緻密で壮大で気持ちが良い
アツイです!!!
恨みも絆もひっくるめた集団が大きな目的に向かっていく姿はどうしたってアツイ。
やっぱ組織とか集団の力みたいなものが好きなんかもな〜。
どんどんスケールはでかく話はシンプルになってく、っていう構成もすごく好みなので、ドストライクやったということですね!!

ただし集中力&行間を詠む力は必要

です。
まず十分に楽しむためには把握する事柄が多いのですよ。
登場人物がとにかく多い上丁寧な説明はない、が誰が兄弟?誰が夫婦?誰が親戚??などなど相関関係がわからんと状況がいまいちピンとけーへん場面が多数あり。
とはいえ独特の言い回しについていきながら慣れぬ名前と顔と関係を一致させていくのにはなかなか集中力を要しまする
検索したら相関図まとめられているお方も多数おられるので、ネタバレ踏まない程度に参照しつつ視聴するのがオススメです。
さて丁寧な説明がないのはそれぞれの人物の、心情や行動原理についても同じく。
はっきりと示されないことも多く、前後の状況やふんわり匂わせたセリフなんかで表現されているので、行間を詠む力はある程度求められるところでは。
のでそう言うのが苦手な人はしんどいかも。ですがそうした作品にたくさん触れている方はきっと面白いはず……。
自分は説明されまくる作品の方がどっちかというと苦手なものが多いので、物語の積み重ねで人物が理解できるようにされているのは純粋に好きぃ〜でしたし表現すご!!とおもいました。
字幕で観た方がわかりやすいかも?個人的意見ですが。

賛否両論の最終章は

さて基本的には世界的大人気なドラマですが、こと最終章に関しては賛否両論
と、いうか現地で作り直してくださいの署名運動が起こったくらい否の意見が盛り上がったようなのですが。
転的にはそこまで悪くもなかったかなという印象、前評判がハードル下げてたのもあるかもですが。
人間に対する表現の緻密さや それに伴う言動への納得感が持ち味なドラマかなあと思うのですが、それが損なわれていた印象があったので、否定的意見があるのも理解できる部分があります。大事なところが説明台詞で補われていて、らしくなさを感じてしまったというか。
とはいえ、8章で終わるとすれば筋書きとしては座りが良かったと思われです。
なんだかんだで最後の最後は胸が熱くなりましたね……。
トータル私は好き!!!!
よい結末でした。

全73話の全てうつくしすぎやし戦いは見応えやばいし、えっ映画なん??
ドラマと思えぬ贅沢さ……。

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おわりに

さて最後までご覧くださり ありがとうございました!!!

久しぶりに時間を忘れて手に汗握りドッキドキしながら観た作品でした、ゆえ細かいこと言い出したらなんぼでも語ることがあってマージでキリがないのでこの辺で。
気になった方、合いそうな方は是非とも観てみてみてね!!

では今回はさらば!!!