一新されたけどある如く感!ゲーム「龍が如く7 光と闇の行方」プレイ感想文:期待を超えた面白さ
2020年発売、「龍が如く7 光と闇の行方」。長らく続いてきた大人気シリーズの、主人公やシステムが刷新されたナンバリングタイトルなこちら。見事に期待を超えた面白さでありました。
さて皆様如何お過ごしでしょうか、転です!!
今回はゲーム、「龍が如く7 光と闇の行方」のお話。
これまでのシリーズは3までしかプレイしておりませぬが、この7から主人公も世代交代しているということもあってプレイ復帰にはちょうどよし!!さらにはps +でフリープレイ対象にもなっていたのでヤッターやろうと手をつけましたところこれがすごく面白かったのでそんな感想をば。
7以前をやったことない人もある人も、途中まではやってたって人も遊びやすい1作!!なので未プレイの方にはぜひオススメしたい所存。
ただしかなり時間泥棒ですが……。
そんなこんなで、
よろしければ ごゆるりと。
ゲーム「龍が如く7 光と闇の行方」プレイ感想文
2001年1月1日。関東最大の極道組織「東城会」の三次団体「荒川組」に所属する「春日一番」は、実の親のように慕う組長の荒川真澄から若頭の沢城丈が犯した罪を被るよう頼まれ、愛する組と尊敬する親父のために出頭を決意する。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
時は経ち、2019年。春日は18年にも及ぶ厳しい刑務所生活を送りながらもついに出所するが、出迎えてくれる者は誰一人いなかった。
一人寂しく故郷である神室町へと戻る春日だったが、そこで目にしたのは「神室町3K作戦」という警察の施策により東城会は崩壊し、警察と関西最大の極道組織「近江連合」に完全支配された神室町の惨状であった。
この惨状を作り上げたのが荒川だということを知った春日は、真意を直接確かめるべく荒川の元へと向かうが、そこで待っていたのは再会を喜ぶ笑顔ではなく冷酷な銃口だった。
荒川に撃たれ生死の淵をさまよいながらも何とか意識を取り戻した春日が目覚めた場所は、「どん底の街」と呼ばれる横浜の「伊勢佐木異人町」にあるホームレス街であった。
何もかも失った元極道の主人公・春日一番が、ゆかりのない土地で右往左往しながら 裸一貫 どん底から這い上がる物語であります。
主人公ええ味出てるう。
0〜6、そして時代劇と ずっと主人公だった桐生一馬から世代交代した今作ですが、ものの見事にガラッと毛色の違う人物像となりました。
桐生さんがどえら渋かっけえ感じだったので交代ハードル高ない?と思ってましたが自分的には引けを取らない魅力的な主人公でした。
こんだけ長いシリーズの世代交代て、まー失敗することもままあるやないですか……。
ほやけど過去作も立てつつ別物として完成させてはるのは単純にすごい。
てなわけで、この春日一番。
明るく、熱く、そしてええやつ!!!
マジでええやつ。
そしてドラクエ大好き。
そんな春日の元には徐々に、ともに戦う仲間が集い始めます。
さながらRPG!!
ということで、戦闘システムはターン制バトル。
設定・物語とシステムがばっちりマッチ
さて、町中を探索したり ミニゲームしたり などなどのアドベンチャーパートと、メインストーリーの進行や探索中に発生するエンカウントバトルなどの戦闘パートがあるこちらのゲーム。
これまでのシリーズではガッツリアクションだったのですが今作からはこうなりました。
通常攻撃・防御・極技という回復や攻撃などのMPを消費して行う技、そしてアイテムや助っ人召喚などを行うその他 から行動を選んで選択し バトル!!
遊び始めは戸惑いましたが、慣れるとたのしー。
アクション苦手やけどドラマチックなゲームが遊びたい人でもやりやすいですし、何より 春日のドラクエ大好きっこな脳内世界や 増えていく仲間、どん底から這い上がっていくという筋書きとレベルの概念の親和性などなど ストーリーや設定とすごくマッチしているう。
しかしてRPGと切っても切れない間柄、レベル上げの必要性も出てくるので苦手な人は苦手かも。
通常のレベルに加えて、これもうひとつドラクエ的要素として ハローワークでジョブチェンジが出来、そのジョブのレベルもある。
さらには主人公にのみですが「人間力」というパラメーターもある。
これはたたかいで上げるのではなく、膨大にあるミニゲーム、ストーリーが進行するとできるようになる おつかいや討伐などのバイトクエスト、仲間との仲を深める会話選択イベントなどなどで上げていくのです。
上げることで様々な特典があるのですが、自分的に重要だったのがサブストーリーのアンロック条件に組み込まれていたこと。
メインの物語とは別に、サブストーリーが52あり 物語の進行度などなどで発生するのですが、一部人間力をあげておかないと発生しないものがあるのですよ。
バイトに遊び、レースなどなどやれることがもりもりあるのでコンプリートはむり……せめてサブストーリーくらいは全部やりたい……と思ったのが甘かった。2日くらい人間力あげ作業やってました。
まあこれもRPGの醍醐味!!一興ということで。
物語そのものは「如く感」たっぷり
任侠な雰囲気、組同士・アングラ組織との抗争、そして徐々に権力との戦いへ……。
みたいな、そこはかとなく龍が如くの安定感満載なストーリー。
特に終盤の展開はアラフォー世代にはノスタルジーをも感じさせるのでは。刺さるー。
ほんまヘタなドラマより面白い、てかシリーズ中でもかなり面白かった。3作しか知らんけど……。
最終的にはポロポロ泣いてた。
行き場のない人々にどうよりそうか、とか 法やルールのグレーな部分のありかた、とか 権力・私欲のための暴力なのか 強きを挫くためなのか、とかとか……。
散りばめられたものもよかったです。
そしてやれることが膨大にある「らしさ」も健在!!
プレイスポットももりもりあるし、
物語途中からは会社経営なんかもできちゃう。
マジで時間泥棒……。
新しくなった部分はありつつも、しっかり龍が如くでした。
龍が如く7 光と闇の行方
おわりに
さて最後までご覧くださり ありがとうございました!!
最高に面白いストーリー、皆が皆魅力的な主人公パーティー、案外歯応えのあるたたかいに、ナンバリングが続いてほしい というよりも7の続きが見たいやりたい!という気持ちにさせられる1本でした。
期待通りに8は春日一番の物語が引き続き遊べるようなので、ワクワクで続報を待ちたい次第!!
てなもんで、
今回はさらば!!!